ロシアへ武者修業に出発
2006年04月30日
盛岡中央高校の柔道部がロシアとの親善試合と同時に、
リサイクル柔道衣30着と柔道解説DVDを現地に届けました。
盛岡中央高校(富澤正一校長、生徒1169人)の柔道部は28日、ロシア・ウラジオストクでの地元高校生との国際親善試合を前に壮行会を同校柔道場で開いた。
壮行会では選手を代表してキャプテンの久保田有亮君(3年)が「日本の代表として、柔道だけではなく礼儀などもしっかり伝えていければと思っている」と決意を述べた。
岩手県柔道連盟の小黒沢正智強化部長は「柔道の究極の目的は人づくりにあり、勝ち負けだけにこだわることなく相手を敬う気持ちを忘れず、若者らしく日本柔道の精神を姿勢で示してほしい」と同連盟会長のあいさつを代読し、選手を激励した。
選手は29日に日本を出発し、5月4日まで現地高校生と100キロ超級から60キロまでの6階級で国際親善試合を行う。同校柔道部からは2、3年生の10人が参加する。同地区は歴代のオリンピック選手を輩出するなど柔道に対する関心が非常に高いという。
親善試合を前に昨年12月、現地の下見に行った久保田キャプテンは「畳ではなく、マットで練習していた。あまり大きくない体格の選手でも力がある」と練習環境やパワーの違いを実感したという。試合では日本柔道の技の切れを見せるつもりだ。
選手たちは親善試合と同時に、ロサンゼルスオリンピック金メダリストで東海大教授の山下泰裕選手から預かった柔道着30着と柔道解説DVDを現地に届ける役割も担う。小黒沢強化部長から「世界各国には柔道着を買うことができない子供、柔道を練習する場所のない国もたくさんあるということで、少しでも日本の皆さんで協力しようという一環です。ぜひ、その気持ちをウラジオストクに皆さんで持っていってください」と柔道着とDVDが託された。
同校は世界各国に10の姉妹校を持ち、毎年9月のCHUO国際教育フォーラムなどを通してさまざまな交流を図っている。今回選手が行くウラジオストクにもパシフィックライン高校という姉妹校があり、昨年7月には同地区の少年サッカーチームを盛岡に招待し、試合を行った。今回の柔道部の遠征はこれに続き運動部としては2回目の国際親善試合となる。
