コーチングセミナー2017研修生からのメッセージです!

2017年12月26日

2017年11月16日~12月15日の期間、コーチングセミナー2017に参加した研修生から感謝の気持ちを込めたメッセージです!

このスピーチは、セミナー修了式の研修生スピーチの抜粋です

皆さん、何日も前から日本語でのスピーチの練習をしました。

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■ Zaur Babayev(アゼルバイジャン)
 こんばんは、私は、アゼルバイジャンから来ましたザウルです。アゼルバイジャンから、このような素晴らしいセミナーに参加させて頂いたことに、心からお礼申し上げます。
 私たちは、柔道だけではなく日本人の心や文化について勉強しました。日本人は平和と友情を愛する国民だと思いました。来年(2018年)には、我が国のバクーで世界選手権があります。ぜひ、バクーに来て下さい。可能ならば、また、このセミナーに参加したいと思います。皆様の笑顔と幸せが続きますようお祈りします。山下先生、光本先生、惠子さん、浩子さん、円さん、浩太郎、本当にありがとうございました。

■ Hana Benca(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
 こんばんは、私はヘルツェゴビナから来ましたハナです。よろしくお願いします。
 このコーチングセミナーは、私の人生にとり、とても素晴らしい経験になりました。新しい友達と出会い、皆と一緒に柔道のコーチングを勉強出来ました。色々なコーチング法を知ることが出来ました。この経験は柔道指導テクニックだけでなく、人生の貴重な時間となりました。日本でのこの経験は柔道のコーチングだけでなく、私の人生の貴重な時間となりました。皆さま、本当に有り難うございました。I love Judo so much!

 ■ Oday Ali Mahmoud Thuieb(パレスチナ) 
 こんにちは。私は、パレスチナから来ましたオデイです。柔道教育ソリダリティーの皆様、山下先生にこのような機会をいただいたことに、心から感謝します。今回たくさんの先生からご指導をいただきました。特に、光本先生からは多くのことを学びました。光本先生は、3年前にパレスチナに来てご指導くださいました。また今回の研修を通して、たくさんの素晴らしい日本人に会うことができました。
 広島や京都での研修も大変素晴らしいものでした。特に広島では、全て破壊されてから素晴らしい発展を遂げた市内を見て感動しました。日本は世界の国々を多く支援しています。日本人はいつも笑顔で平和に暮らしています。それは素晴らしいと思います。皆さん本当にありがとうございました。

■ Carlos Dionisio Sandoval Vaca Diez(ボリビア)
 こんばんは。私はカルロスです。ボリビア人です。このコーチングセミナーは、私の人生を変えるものでした。たくさんのコーチたちと出会い、色々な違いを見つけました。しかし、文化が違っても皆が情熱を持ち、柔道が好きなこと、これは皆同じでした。考え方とトレーニングを工夫するだけで、どれだけコーチングが変えられるか分かりました。
 日本の素晴らしい柔道家の先生方に、直接指導していただき、とても嬉しかったです。憧れの柔道家にも会えました。平和と友情、私たちは、ここで友情を手にしました。コーチングセミナーをとても楽しみながら達成出来ました。とても嬉しく思います。最後に、この柔道教育ソリダリティーを支援して下さっている皆様、本当にありがとうございました。

■ Qiu Ziyan(中国・日中友好南京柔道館)
 皆さんこんにちは。私の名前はチュー・ジーイェンです。中日友好南京柔道館から来ました。このような研修の機会を与えて下さった柔道教育ソリダリティーの皆様にとても感謝しています。山下泰裕先生の南京柔道館に対するご指導とご支援にも、とても感謝しております。日本では毎日感謝の気持ちを忘れずに過ごしています。
 恵子さん、浩子さん、佐々木さん、鈴木さん本当にありがとうございました!お陰様で言葉の不自由な私ですが、無事セミナーを修了することができました。
 光本先生は本当に凄いです。言葉だけでなく、実際にお手本を見せて下さいます。いつも真剣に、妥協することなく、細かく教えて下さいます。お会い出来て光栄でした。
 柔道の文化を若い世代に伝える事は、品格や道徳を育成することだと思います。長い道のりだと思いますが、日本で学んだことを中国に持ち帰りたいです。特に光本先生や青鳥学園の先生をお手本に、柔道の普及に貢献したいです。ありがとうございました。

■ Moshe Havusha(イスラエル)
 こんばんは。イスラエルから来ましたモーシェです。コーチングセミナーが終わります。私は日本に来ることが出来てとても嬉しく思います。伝統的な美しい場所に行き、たくさんのことを学びました。私にとって、特別な場所は、嘉納治五郎先生が柔道を始めた永昌寺でした。
 また、世界中からコーチたちが集まったことは、とても嬉しい事でした。特に、パレスチナのオデイに会ったことは貴重で嬉しい事でした。日本で彼と友達になることが出来ました。それは、大変素晴らしいことです。
 最後に、柔道教育ソリダリティーの皆様、このような機会をいただき、心から感謝を申し上げます。日本で私のコーチとしてのテクニックも向上しました。イスラエルの子どもたちに教えたいと思います。山下先生、光本先生、NPOの事務局の皆さんに心からお礼を申し上げます。

■ Sergey Sergeev(ロシア)
 皆様こんにちは! 私はロシアから来ましたセルゲイです。ここにいることを嬉しく思います。そして、このセミナーを支援下さった皆様、ありがとうございました。
 東海大学では、たくさんのコーチやアスリートと話しました。そして、若い柔道家達がどのような生活をしているかを勉強できました。日本の柔道がなぜ強いのか少し分かりました。
一つ目は、日本が一本をとる柔道を徹底していることです。
二つ目は、たくさんの人が技の研究をしていることです。
三つ目は、たくさんの乱取りをしていることです。
四つ目は、日本の文化と考え方で柔道をしていることです。
 山下先生、光本先生、惠子さん、浩子さん、浩太郎、このセミナーに参加するチャンスを与えて下さった皆様に感謝申し上げます。たくさんの友達を作ることが出来ました。これからもずっと友達でいたいです。また会いましょう!有り難うございました。

 ■ Marko Zrimsek(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
 こんばんは。私はボスニア・ヘルツェゴビナから来ましたマルコです。まず、皆さんにたくさんのご支援をいただいた事に感謝します。このコーチングセミナーは素晴らしい旅でした。日本の文化だけでなく、日本人のライフスタイルや伝統を見聞きすることが出来て光栄でした。一カ月間のセミナーでしたが、それ以上の事を学ぶ事が出来ました。また、この仲間と会いたいと思います。
 私がいる柔道クラブ“HercegovacMostar”は54年の伝統があります。これからも、その成長をNPOの皆様にお伝えしたいと思います。すべての柔道家の見本である山下先生、新しい視点で柔道を教えて下さった光本先生、いつも私たちを支えて下さった惠子さんと浩子さん、本当の友達になってくれた浩太郎、そしてCarlos, QiuJiyan, Moshe, Oday, Hana, Zaur and Sergey ありがとうございました。これからが僕たちの友情の始まりです。皆さんありがとうございました。またお会いしましょう。

■佐々木浩太郎 【コーチングセミナー2017報告書】

 私は今回、光本先生のアシスタントとしてお手伝いさせていただきました。佐々木浩太郎と申します。
はじめに、柔道教育ソリダリティーを支援して下さっている方々、この機会を与えて下さった多くの関係者の皆さまに、心からお礼申し上げます。
 私は学生の頃から、このコーチングセミナーに補助学生として参加させていただいていました。光本先生のご指導には毎年新しいものが加わっていて、今回も新鮮な気持ちで、新しいことを更に勉強することが出来ました。
 先生方のアシスタントという立場で、各国から集まったコーチたちと交流を持つことができ、新しい仲間も手に入れることが出来ました。そこで、コーチ1人ずつとのエピソードをご紹介させていただきます。

 セミナー最初の夜は講道館で宿泊しました。ここで初顔合わせのカルロス(ボリビア)と共用お風呂で偶然出会いました。「ボデイソープを貸してくれ」と言われ、次の日に返す約束をした上で貸しました。翌日、移動先の国際友好会館で「講道館に忘れた」と言われ、彼の忘れっぽい性格を徐々に知り始めました。今となれば、全て辻褄が合います。しかし、どんな時でも軽いノリで現れる彼の雰囲気は、時に皆を更に緊張させ、その他では私たちを笑いで癒してくれました。

 今回最年少のハナ(ボスニアヘルツェゴビナ)はこの1ヶ月間、起きている限り喋り続けました。話し相手がいなければ私が捕まる。そして、スパルタの英語リスニング練習の時間となりました。
しかし、田知本愛さんの修士論文で「柔道の魅力」に関するインタビューに答える彼女の目は、柔道にすっかり魅了された真剣な目をしていたのを忘れられません。答える内容も素晴らしかったです。

 オデイ(パレスチナ)は、真面目なのに研修の序盤はジェットラグか何かが原因で寝坊が多く、誤解されていました。英語をあまり多くは話せないので、研修の途中、皆と英語で話している中、彼に寂しい思いをさせてしまっていたことに気付きました。その後は、運良くホテルの部屋が一緒になるなど、2人でゆっくり話す時間ができ、イスラム教の礼拝の仕方も形だけ教わりました。最後の修了式では、皆と別れるのが寂しいと涙をこらえる様子を見るのがとても辛かったです。また、イスラエルとパレスチナの事情を感じさせないくらい、カメラの外ではモーシェに喋りかけていたのを覚えています。

 そのモーシェ(イスラエル)は2番目に若い参加者でした。皆に彼自身が誤解されることがあっても「理解してくれる人がいるから大丈夫、気にしないで」と私に伝える、常に冷静な青年でした。「恥ずかしがり屋で内向的な私に、柔道は自信を与えてくれた」と田知本愛さんのインタビューに答えた言葉が、私も共感できる彼の言葉でした。
内向的な面影と印象を残しつつ、子どもに順を追い冷静に教える姿はとてもクールで格好良いものでした。最後の1日は彼と共に過ごし、どこかで一緒に旅ができたら良いなと語り合える仲間になりました。

 ザウール(アゼルバイジャン)は最年長のコーチでした。誰よりも冗談を言って手を叩き、楽しそうに笑う人でした。濵名先生の投の形の授業で、嘉納先生の得意技から派生した「浮腰→払腰→釣込腰」の先生の説明を受けた時、「では、少なくとも払腰からは柔術ではなく柔道が始まってから生まれた技なのですね」と鋭い視点で質問をし、貫井中学校での柔道指導では、サンボ普及地域独特の技を披露したりしました。いつもの楽しさと、打って変わって時折格好良さを覗かせるような方でした。

 セルゲイ(ロシア)もいつも周りを楽しませる落語家のような方でした。研修生の中で2番目の年長者で、「学べるものは、全て持ち帰る」といった感じ。毎回の授業を澄んだ眼と姿勢で受ける方でした。毎晩のように国際友好会館の卓球台でマルコと親善試合をし、優勝杯に見立てたクレンザー(キッチンの洗浄剤)を掲げて喜んでいました。ロシアのサンボと柔道をどう連絡させるか試行し、授業を受けながら工夫している姿が印象的でした。

 その卓球国際親善試合のファイナリストに毎回上がるマルコ(ボスニアヘルツェゴビナ)は、柔道が大好きで、地元ではクラブのコーチとして200人ほどの生徒を持つ方でした。キネシオロジー学で博士号を持っており、論理的な説明力とアイデアを駆使し、豆蔵道場、貫井中学校での柔道指導で、生徒たちの目と口元を最大限に輝かせていました。

 ジーエン(中国)は、英語があまり話せませんでした。
それなのに、私たちの中で1番笑顔を見せ、中国語と本当に片言の英語(ほとんどが”Good”, “like”, “want”と言った感じ)と持ち前の明るい笑顔で、私たちの心を温めてくれました。私も知っている限りの漢字と、英語の構文(英語と中国語は文法が似ている)でニセ中国語を作ったり、グーグル翻訳アプリを使って出来る限り通訳しましたが、彼女にとって助けになれたかわかりません。彼女の優しい笑顔の方が私たちの心の助けになっていたと思います。

 お互いをまだ知らないまま東京に集まり、光本恵子さんと一緒に初めて夕食を共にした1ヶ月前の夜がまるで1年前ほどのようにも感じます。短い間でしたが、彼らと約1ヶ月共に生活をする中で、お互いが何を好み、何を嫌うか、何をしたら怒るのか、喜ぶのか、互いの違いに気が付いたと思います。
 国際交流は様々な性格を持つ人々がお互いを理解しようとすることから始まるのだと感じました。今回はそのような経験全てを、柔道を通して体験できたことを大変嬉しく、誇りに思います。
 最後にもう一度、関係者の皆さま、皆さまの支援により、多くの貴重な体験をすることが出来ました。私事ではありますが、私はこれから海外での柔道の指導をする予定です。それに向けても大変意味深い時間を過ごすことができました。
 私にこのような機会を与えてくださいました山下先生、たくさんのことを教えて下さった光本先生、1ヶ月の活動を支えて下さった事務局の皆さま、そしてカルロス、ハナ、オデイ、モーシェ、ザウル、セルゲイ、マルコ、ジーエン、心よりお礼申し上げます。
Grasias、hvala ti、shukraan、תודה、çox sağ ol、Спасибо、hvala ti、謝謝。
(紹介した方々の国順に、彼らへ「ありがとう!」)

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このような研修が出来ますのも、皆様のご支援の賜物です。

2018年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。