ロシア「柔道指導DVD」の作成を支援
2008年01月17日 (木曜日)
ロシア柔道の支援の一環として柔道指導教材作成及びセミナー開催に協力することとなりました。
山下泰裕理事長 談
ロシア、プーチン大統領の柔道の恩師であります、アナトリイ・ソロモノヴィチ・ラフリン氏への勲章(旭日小綬章)伝達式に12月10日月曜日に出席しました。伝達式は東京麻布の飯倉公館で行われ、小野寺五典外務副大臣より叙勲伝達がされました。
ラフリン氏への叙勲は、同氏の長年にわたる柔道とその精神の普及、そして、ロシア柔道界の発展と日露の相互理解の功績が認められたことであると伺っております。
ラフリン氏の教え子であるプーチン大統領は、柔道好きなことで有名ですが、彼は、ただ柔道が好きでやっていただけでなく、常々「柔道は単なるスポーツではなく、哲学である。柔道を通して学んだことが自分の人生に生きている」と話されています。そして、日本の文化に対し興味・関心、そして親しみを持たれております。こうした考え方は、恩師ラフリン氏の影響が大きいのではないでしょうか。
ラフリン氏は、現在ロシア柔道連盟の副会長であり、主として教育担当に携わっております。2007年リオデジャネイロで行われた世界選手権の折、「ロシアでもしっかり組んで技をかける「本格的な柔道」。勝ち負けだけに拘るのではない「道」としての柔道「教育的価値の高い柔道」。これを広めていきたい、是非、力を貸して欲しい」と言われました。
伝達式の前には、2時間ほどラフリン氏と柔道について話をすることが出来ました。彼はロシアでの柔道発展のために、柔道の教育的教材DVDの作成の話をされ、ロシアに帰国したらすぐにプーチン大統領へDVD作成のことを伝えると言っておられました。
今後は、ロシアと当法人などで協力しながら、頭を付き合せるレスリング的な柔道ではなく、しっかり組んで投げる柔道。技や勝ち負けを競うだけでない、心を練る、日本の文化を伝える柔道が伝わるよう応援していきたいと思っております。
以下
先日、プーチン大統領が2008年2月に、山下理事長・井上康生選手が撮影協力した(2005年12月)「柔道テクニカルDVD」を発売することを発表しました。
ラフリン氏は「柔道は今、その創設者である嘉納治五郎先生が説いた道から
大きく逸れようとしている。それを食い止められるのは、山下さん貴方だ!
共に力を合わせ嘉納治五郎先生が説いた道を歩んでいこう」と語ったのが印象的であった。
日本とロシアは遠いようで、実は隣国なのだ。
地理的にも地図を逆さまにしてみればよく分かる。
しかし、日本はアメリカ一辺倒であった。
そんな時代に松前重義前総長は「ソ連にも顔を向けなくては世界平和はありえない」と説き積極的にソ連と関わってこられた。その教えを山下理事長は受け、実践なさっている。山下理事長はその記事の中で、「私ひとりがやっているのではなく、嘉納先生と松前先生に、、」とお書きになっている。
嘉納先生も松前先生も山下理事長も平和を願い実践なさってきた。
山下理事長のお働きはこれからも続く。そこに、ラフリン氏という良き理解者であり協力者を得たのであろう。
Posted by : ケブカシビリ | time : 2008.01.24