北オセチアへの柔道衣・畳の贈呈式に出席
2007年03月13日 (火曜日)
2月12日までフランスで柔道講演・技術指導を終えた後、北オセチア(ベスラン)の子供たちへの柔道畳・柔道衣の贈呈式に出席するため、2月14日~16日の3日間、ロシアのサンクトペテルブルグ市に行ってきました。
2004年にテロリストが北オセチアのベスランの学校を占拠して、大勢の子どもが犠牲になった事件が記憶に新しいですが、そのベスランは、柔道が非常に盛んであります。外務省と我々のNPOとの協力で、テロで傷ついた子どもたちを励ますために、日本の国際柔道大会に、ベスランの子ども達を招聘し、日本の中学生と柔道を通じて交流を持っている地方でもあります。
しかしながら、ベスランはいまだに、柔道衣や畳などの物資の流通が悪く、それらは、彼らにとって高価なものであり、道具を購入することが出来ずにいる子ども達が多くいるようでした。そこで、柔道を修業したい子ども達支援のため、当法人は、柔道衣100着、柔道畳100枚を贈呈することにしました。柔道衣に関しては、ミズノ(株)と早川繊維工業(株)の全面的なご協力を頂くことが出来ました。
贈呈式はサンクトペテルブルグ市で行われ、たくさんの地元の子ども達が参加するだけでなく、同市代表、同市日本総領事、北オセチア州代表、ベスランチームの指導者、そしてベスランの子ども達約20名が出席しました。
ここでは、贈呈式だけではなく、柔道指導も行い、一生懸命な子ども達と一緒に汗を流しました。その柔道指導の取材にロシアのテレビが8局も取材に来ていました。翌日、朝の全国区のテレビニュースで、この様子が3分から5分の間、放映されましたが、これは異例なことだったとのことです。
【2月14日の新聞に取り上げられました】
日本語訳(音声ファイルになっております)は、こちらから
/sound/russia_news01.wma
【同じく2月14日、新聞の一面に大きく掲載されました】
日本語訳(音声ファイルになっております)は、こちらから
/sound/russia_news02.wma
※日本語訳は、東海大学体育学部武道学科1987年度卒業の浅井信幸さんが訳してくださいました。
現地の人に内容を聞いたところ、『柔道の世界チャンピョンが、北オセチアのベスランの子ども達に、夢と希望を与えるため、柔道指導に、来てくれた。それだけでなく、彼に会いに来ることが出来なかった子ども達ために、畳100枚と柔道衣100枚を贈呈しに来た。彼は、プーチン大統領とも親しく、この交流は、日露の関係に、非常にプラスに、なって行くのではないだろうか?』と、放映されていたようです。
【サンクトペテルブルグの道場には、プーチン大統領と山下理事長との写真が大きく飾られています】
当法人のささやかな善意ではありますが、わずかでも日露の友好親善に役立ったと思うと、この交流事業を行って良かったと思います。現地では、サンクトペテルブルグ柔道連盟やサンクトサンクト市、日本総領事館から、様々な方々に参加、ご協力頂だきました。たった2日間の滞在でしたが、皆様との交流を深められたと思います。