サニックス柔道大会が開催されました
2007年01月24日 (水曜日)
サニックス柔道大会
第4回サニックス旗福岡国際中学生柔道大会が、福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われました。今回は、海外チーム、国内63チーム、計71チームが出場し、大盛況に終わりました。
(写真:北オセチアより来日したベスランチームの監督コーチと)
当法人では、2004年9月の中学校占拠テロ事件で被害を受けた北オセチア共和国のベスラン柔道クラブの少年たちの招致を2005年の第3回大会より支援しております。
大会前日(12月24日)の練習では、グローバルアリーナ内の「松本安市記念体育館」で行われました。

(写真:練習会場となった松本安市記念体育館)

(写真:練習の様子)
ベスランチームは今回の大会に1着の柔道衣を持参してきました。ご存知のように、通常ですと各選手はブルーと白の柔道衣を持参してきます。大会前日の練習では、唯一の柔道衣をゼッケンの縫い付けのために事務局に渡してしまったため、どなたかから借りした柔道衣で、必死に練習していた姿が印象に残りました。今回は、この大会に参加するだけでなく、大会前に福岡県大牟田市大隈中学校の稽古に参加したそうで、練習の合間に、日本の中学生と会話を交わす場面が見られました。昨年来日した選手もいて、「一年ぶり元気?」「ベスランを地図で調べたよ。」と、中学生ならではの会話がありました。
夜は、クリスマスということもあり、グローバルアリーナがロウソクの光で包まれる中、歓迎パーティーが行われました。

(写真:クリスマスシーズンに行われているロウソクによる幻想的な明かり)
ロシア(サンクトペテルブルグ・ベスラン)、韓国、ドイツ、エジプト、南アフリカ、アメリカ、香港という外国チームの監督をむかえ、行われました。サニックスの宗政社長が挨拶をする中で、英語、ロシア語など様々な国の言葉の通訳が入り混じりました。

(写真:エジプトのコーチに柔道指導方法のDVDを渡す光本事務局長)

(写真:香港のコーチとサニックスの宗政社長)

(写真:各国のコーチが挨拶を行いました)
言葉は違っても柔道の話で盛り上がる様子は、柔道が異文化交流に大きな力になっていると思いました。
大会は、グローバルアリーナ内の大体育館で行われました。当法人が支援をしておりますベスランチームは、2回戦からの出場で松山市立桑原中学校(愛媛)と試合を行い4-1で勝ち、続く3回戦では本郷中学(福岡)に5‐0と快勝しました。

(写真:試合前真剣に他のチームの試合を見ているベスランの選手)

(写真:初めての日本での試合に緊張感があります)

(写真:内股をかけた瞬間!)
しかし、4回戦で前大会優勝の大成中学(愛知)に2‐3で惜しくも敗れてしまいました。同じロシア出身のサンクトペテルブルグチームは、体格の大きさを生かした力の柔道で2回戦崇徳中学(広島)4‐1、3回戦で一緒に練習を行った田隈中学(福岡)4-1、4回戦北辰中学校(石川)、準々決勝旭川市立永山中学校(北海道)3‐1、準決勝大蔵中学校(福岡)4‐0で破り決勝まで進みましたが、決勝で相模原市立相模原中学校(神奈川)に1‐4で破れ準優勝となりました。
国際ルールでの試合や、外国人チームとの試合、とても中学生とは思えない大きな選手との試合などを通して、柔道だけでなく、様々な貴重な経験が出来たのではないでしょうか?

(写真:大きい選手が目立ったエジプトチーム)
>>第4回サニックス旗福岡国際中学生柔道大会の試合結果
(PDFファイル)
同日、当法人より、リサイクル柔道衣をベスランチームに贈呈しました。帰国する際、軽いもの(1号2号)を渡し、後日、大きなサイズの柔道衣と畳を送るようにしました。ベスラン選手は、嬉しそうに柔道衣を受け取り、「地元で待っている仲間に渡すことが出来るのがとてもうれしい。支援して下さるっている、日本の皆様に本当に感謝しています。」と、何度も言っておりました。

(写真:うれしそうに柔道衣を運ぶベスランチーム選手)
リサイクル柔道衣と畳の贈呈式は、2月13日(火)にサンクトペテルブルグ(ロシア)にて行われ、当法人山下泰裕理事長が出席する予定です。