日本からのリサイクル柔道衣が開発途上国の柔道家たちに届きました
2006年05月19日 (金曜日)
全柔連支援のもと、日本からのリサイクル柔道衣が世界各国で活動するJICA青年海外協力隊員を通し柔道衣不足に悩む世界の柔道家たちのもとへ届けられました。協力隊員からの喜びとお礼の声です。
「リサイクル柔道衣をご提供いただいた全国の柔道関係者の皆様、発送の際の事前準備(受入れ、区分け、梱包、発送等)を汗水流して作業してくれた学生の皆さんに対し心よりお礼申し上げます。」


写真:左(ガーナ)、右(シリア)
柔道衣の送付ありがとうございます。 私たち日本人指導者はメダルを取るということだけではなく、柔道を通して教えられること、伝えられることが数多くあります。柔道が異人種、異宗教の人々が同じ畳の上で、同じルールの下、同じ服装で、争うのではなく切磋琢磨しあう場を提供する場である以上、指導者である私たちも日本という文化、歴史を背負って指導させていただくこと、またその国の文化を言語・宗教を超えて尊重し学びつつ指導させていただくことに感謝と責任を感じております。
送付していただきました柔道衣は多くの人たちに柔道が、日本の文化、メッセージが届きますよう活用させていただきたいと思います。
(ブルガリア/佐久間俊輔)
この度、全柔連国際委員会からリサイクル柔道衣を支援していただき、誠にありがとうございます。
私はここトンガに赴任し早くも1年が過ぎ、後もう一年の活動となりました。全柔連のリサイクル柔道衣支援のような早い対応により、私達協力隊員が任国でより良い活動を展開することが出来ると思います。来年から高校への巡回指導を連盟に提案し今動いていますが、その活動が実現した際に使用する予定です。あと一年の活動の中で、より多くの人に柔道を知ってもらい、協力隊活動を締めくくりたいです。
(トンガ久保賢一)
私がジンバブエに赴任して、約10ヶ月になりました。
最近やっと活動も落ち着いてきて、今年のあたまにはリサイクル柔道衣、畳などが関係各位のご助力により揃い、現在では稽古風景がだいぶ柔道らしくなってきました。始めた当初の炎天の下でビニールのマットを敷いて、T-シャツを着て稽古していた頃に比べればかなり良くなりました。
(ジンバブエ/東條雅行)
「日本の柔道衣で稽古したら、釣り手と引き手の意味がわかったぞ!」
普段Tシャツや袖が短い柔道衣で稽古している生徒たちの反応です。袖が短かったり、半そでのシャツでは正しい組み手が理解しにくいといった問題がありました。今回送付いただいたリサイクル柔道衣のおかげで体にあった柔道衣で練習することができ、正しい組み手を理解をしてもらいやすく、組み手もうまくなってきたような気がします。
この度はお忙しい中、ひとかたならぬご支援を頂き厚くお礼申し上げます。関係者の皆様には梱包及び発送等の手間のかかる作業にご協力いただき重ねて御礼申し上げます。
(ブルキナファソ/市野美代子)
頂きました柔道衣は私が指導している学校(ジナラージャ女子校、リヴィサンダ校、マユラパーダ校)3校と近隣校8校の計11校に寄贈させて頂きました。生徒たちにとってはとても嬉しいクリスマスプレゼントになったと思います。
日本からの送付に際し、リサイクル柔道衣を集めてくれた日本の柔道関係者や梱包作業をしてくれた東海大学の学生等皆様のご厚情に対しスリランカ柔道協会一同心より御礼申し上げます。
(スリランカ/石田良子)
この度は柔道衣を送付いただきありがとうございます。
柔道衣の受け取り後、学校長から今回柔道衣が日本から送られた経緯や使用法について生徒たちに説明、注意がされた。この説明・注意に関しては柔道衣の申請時に学校長と話し合った結果であり、「送られて当たり前」という気持ちでは使用してほしくないという私の強い希望や、また学校長の「生徒たちに物を大切にする気持ちを持ってほしい」という考えから行われた。
当初、「リサイクル柔道衣」という言葉から「中古品」を想像していたが、届いた柔道衣は新品同様の品であったことに驚かされた。女子生徒らは汚れた柔道衣などをあまり着たがらない傾向にあり、今回のリサイクル柔道衣を大変喜んでいるようである。今回申請したリサイクル柔道衣が届いた事により、生徒たちは気持ちの上で日本との距離を近く感じているようである。
今後は柔道を通して相手を思いやる心や共に学ぶ楽しさなどを感じてもらい、私自身も一緒に学んでいければと思っている。最後に全柔連、講道館はじめ多くの方々の支援に心から感謝したいと思う。
(ポーランド/中澤克枝)